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1997年の千葉・流山市女性殺害事件 千葉県警、真犯人逮捕とともに誤認逮捕を謝罪
1997年、千葉・流山市で24歳の女性が殺害された事件で、
当時17歳だった男が18日、逮捕された。
事件直後には、被害者の家族を誤認逮捕するなど、ずさんな捜査の実態が明らかになった。
18日午後4時ごろ、千葉県警は、会見で「本日、真犯人を逮捕しました。
当時、誤って逮捕された方々、およびその関係者の皆様に心からおわび申し上げます。
本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
18日午後、誤認逮捕に関する異例の謝罪を行った千葉県警。
そのわけは、今から15年前の1997年、千葉・流山市で当時24歳の田島由美さんが
自宅で背中などを刃物で刺され、殺害された事件。
当初、千葉県警は室内に荒らされた跡がないことなどから、家族関係のもつれで
殺害したとして、由美さんと同居していた80歳の祖母と、東京都内に住む
由美さんの姉夫婦の3人を逮捕した。
しかし、これが誤認逮捕だった。
1997年、誤認逮捕された由美さんの祖母は「『殺してない』と言っても『殺した』、
『殺した』と何日も何日も。(取り調べで『殺した』と)言ってしまうことも出てきてしまうでしょう。
1人や2人じゃない。入れ代わり立ち代わりで来て、(机を)たたいているんだもん」と話していた。
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