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熊本県内でパチンコ店を経営する大劇（熊本市）に不当に懲戒解雇されたとして、
同社の労働組合副委員長久富道広さん（５４）ら幹部３人が１７日、地位保全と
賃金支払いを求める仮処分を熊本地裁に申し立てた。
申立書などによると、大劇は昨年１２月、久富さんら４人を懲戒解雇。
４人が経営者を批判するビラを社内に貼り、
会社の秩序を乱したことなどが理由とされたという。
このうち３人が仮処分を申し立て「ビラは会社に実害を与えておらず、
労組幹部だけを対象とした不平等な処分で、正当な理由がなく無効だ」と主張している。
申立人の１人で執行委員の久野綾さん（３０）は「組合活動をしただけで、
なぜこのような処分になるのか分からない。絶対認めることはできない」と話した。
大劇は「懲戒解雇は正当なものだと考えている」とコメントした
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