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重度障害を装い札幌市から介護給付費をだまし取ったとして詐欺罪に問われた元道職員で
無職の小杉田光雄被告(76)=札幌市手稲区=の初公判が17日、札幌地裁(熊代雅音(まさと)
裁判官)であった。
小杉田被告は「事実関係が違う。障害はあります」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。
起訴状によると、小杉田被告は2006年12月~08年4月、当時経営していた訪問介護事業所の
ヘルパーだった佐藤美佐子被告(58)=同罪で公判中=と共謀。本当は歩けるのに歩けないかの
ように装って重度障害の認定を受け、この認定に基づく訪問介護を自身の事業所が行ったことにして、
給付費を事業所の口座に振り込ませることで、市から計約540万円を詐取したとしている。
検察側は公判で、小杉田被告が逮捕前、つえをついて歩いたり階段を上ったりする姿を収めた
市職員撮影の映像を再生。
一方、車いすで出廷した小杉田被告は「(給付費の)請求は佐藤さんがやった」などと関与を否定し、
弁護人は「重度の認定は市の調査が誤った結果。詐欺には当たらない」と主張した。
ソース
北海道新聞 URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)