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東京電力は17日、福島第一、第二原子力発電所の原子炉への窒素注入や使用済み燃料プールの冷却設備に
使う機器が停止したと発表した。福島県いわき市にある送受電設備に不具合が起きて、周辺の広い地域で
電圧が低下したことが原因としている。
午後4時半時点で止まった機器は、福島第一原発の施設のうち、セシウム吸着装置(キュリオン)、
1~3号機の原子炉への窒素ガス注入設備(約30分後に再開)、2号機原子炉格納容器内の気体を浄化する
ガス管理システム、2、3、6号機の使用済み燃料プール冷却設備など。福島第二原発では、1、3号機の
使用済み燃料プール冷却設備が止まった。
原子炉への注水や放射線量を測っているモニタリングポストについては、運転を続けているという。
[朝日新聞]2012年1月17日17時51分
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