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ニューヨーク(CNNMoney) インターネットの著作権侵害防止を目的として米下院に提出された法案に抗議して、
百科事典サイト「ウィキペディア」など米国の大手サイトが18日にサービスの一時停止を実施すると予告した。
サービス停止には英語版ウィキペディアのほか、ユーザーの投稿でつくるニュースサイトの「レディット」、ブログサイトの
「Boing Boing」、コメディーサイトのネットワーク「チーズバーガー」などが参加を表明している。
問題になっているのは昨年10月に下院に提出された「オンライン海賊行為防止法案(SOPA)」。著作権侵害を助長する
サイトへのアクセスを規制することによって取り締まりの強化を図るという内容で、主に映画などの海賊版の温床となって
いる米国外の「悪質な」サイトを取り締まる狙いがある。
同様の内容を盛り込んだ「知財保護法」は昨年5月に上院の委員会でも了承され、本会議で審議されることになっている。
しかしSOPAを推進する映画業界や音楽業界に対し、インターネット業界が強く反発して全面的な対立に発展した。
同法案では、著作権者が司法当局に苦情を申し立ててウェブサイトを閉鎖させることができるとされ、検索サイトなどは
裁判所に命じられれば不正なサイトを遮断しなければならなくなる。また、海賊版のコンテンツが掲載されたウェブサイトは
罰則の対象となることから、インターネット各社はユーザーの行為について責任を負わされることに対し警戒感を強めている。
同法案をめぐってオバマ政権は14日、「インターネットの技術的構造が歪められる」として、同法案を支持しない方針を
表明した。法案を提案した共和党議員も修正作業を進めているほか、超党派の議員グループは代替法案を提案している。
CNN.co.jp
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