12/01/16 23:39:59.32 0
>>1の続き
記事によると、上海には長島さんのように日本の企業を離れ、ゼロからスタートした女性が多い。
従来のしきたりに固執し、女性を戦力と見なさない多くの日本企業。不況下で激しくなる採用時の性差別。
彼女たちをこの選択へと後押しする理由はいくつもある。大学時代から約10年間上海に暮らす野口佐代子さん(28)は
「何人か集まると、必ず夢を語る」と日本との違いを指摘する。雲井美千子さん(29)は「何でもできる気がする」と言う。
上海で数年働いた後に日本へ戻ったが「もう一度勝負したい」との思いを抱き、日系企業の営業職として今年初めに再び上海へ来た。
「出る杭を打つのではなく、学ぼうとする」社会の空気が、自分を成長させると感じている。
活躍しているケースが多いが、バスに1時間揺られて郊外の団地で営業をし、地元男性に混じって10元のランチを食べ、
連日会社で深夜まで報告書を書くなど、非常に苛酷な勤務環境の日本女性もいる。
月給は数万~20数万円と日本より低いが、雲井さんは「こうした経験が将来に生きると、みな楽しんでいる」と言う。
中国での企業を望む日本女性も多いが、リスクは大きい。現地のパートナー選びを誤ると痛い目に遭う。
だが上海でブライダル会社を立ち上げた陰山奈央子さん(34)は「失うものは何もないのに、
何を恐がることがあるの?」と、こうしたリスクを楽しんでいるようだ。「1年後はどうなっているかわからない。そこが面白い」--。
(おわり)