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・独身女性内閣府は2011年6月17日、「子ども・子育て白書(旧少子化社会白書)」を発表した。
「生涯未婚率」は言葉通り、その年において今後一生涯婚姻しないであろう人の割合を示す
(少々ややこしいが、生涯を通して未婚である人の割合では無い)。死別や離別などの理由で
配偶者と別れ、現在独身の人は「未婚」には該当しないので注意が必要。
最新の白書でも残念ながら、今件「生涯未婚率」については2005年までの値しか反映されていない。
そこで先日2010年調査分の速報値が発表された「国勢調査」の結果を元に独自に値を算出、
グラフに反映させる(現時点では概算値なので、算出できた値も多少のぶれが生じる可能性はある。
今後確定値が出た時点で、機会があれば改めてその値を計上しよう)。
収録場所は【国勢調査2010年版】から順に「人口等基本集計(男女・年齢・配偶関係,世帯の構成,
住居の状態など)」「全国結果」「男女・年齢・配偶関係」「5-2 配偶関係(4区分),年齢(5歳階級),
男女別15歳以上人口及び平均年齢(総数及び日本人)-全国※,全国市部,全国郡部,都道府県,
20大都市」。この通りにたどることで、目的のデータが含まれたファイルを取得できる。そのデータを
元に算出した2010年の結果を反映させたのが、次のグラフ。
※グラフ:URLリンク(www.garbagenews.com)
概算による「ぶれ」が0.5ポイントほどあったとしても、男性の上昇率減退と、女性の急上昇ぶりは明らか。
特に女性は前回2005年の7.3%から5ポイント近く上昇しており、大きな変化が起きたことを示している。
別調査の結果【「お金が無い」「異性とうまく付き合えない」上昇傾向 気になる独身…独身者が独身で
留まっている理由とは? (詳細版)(2010年分反映版)】や【結婚したいがアレが邪魔…未婚男女が頭を
抱える、結婚のハードルとは?】など、別調査の結果と照らし合わせて見比べると、経済上・趣味趣向の
多様化・価値観の変化など、結婚に対するさまざまな環境の変化が、特に女性における結婚への
心理的姿勢を変化させた可能性がある。
URLリンク(news.livedoor.com)
※前:スレリンク(newsplus板)