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サウナ風呂や銭湯に行っても税金はかからないが、温泉に行くと「入湯税」がかかる。
野球やテニスやサッカーをしても税金はかからないが、ゴルフをすると「ゴルフ場利用税」
がかかる。そうした日本の税制の根底にあるのは「カネ持ちから取れ」という
“ジェラシー動機”だ。つまり税務当局が、温泉やゴルフは贅沢だから税金を
取ってやろうという発想がある。その最たるものが相続税に他ならないと大前研一氏は指摘する。
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“ジェラシー動機の権化”が相続税である。あいつはろくに仕事もしていないのに
親の遺産で高級外車を乗り回している、という類のジェラシーが背景の税金なのだ。
相続税は、資産家の家族に大きな不幸を生み出している。たとえば、日本を代表する
高級住宅街だった東京・田園調布は、今やチープなマンションやアパートがあちこちに建ち、
かつての瀟洒な街並みの面影はなくなっている。地価が暴騰したバブル期、
田園調布の住人の多くが“節税アドバイザー”の口車に乗せられ、相続対策として
多額の借金をして自宅の敷地にマンションやアパートを建てた。
ところが、父親が死んだ時には地価が暴落していたため、2代目の多くが
マイナス資産(借金)を相続することになり、それを誰が背負うかで
兄弟喧嘩が始まるという悲惨な状況になったのである。
イカソース
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