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地震などいざというときに備えた「非常持ち出し品」。阪神大震災の教訓をもとに作成した
「人と防災未来センター」(神戸市)のチェックリストは多くの家庭や企業で活用されてきたが、
昨年の東日本大震災を機に内容を見直すことになった。「今の時代に10円玉50枚は必要ない
のでは」「乾パンよりもチョコを」…と意見が相次ぎ、改訂作業を通して、改めて防災を考える
機会にも。3月末の素案とりまとめを目指している。(岸本佳子)
同センターでは7年前、阪神大震災の被災経験をもつセンターのスタッフらが「非常持ち出し品
チェックリスト」を作成した。震災体験をもとに、1点ずつ吟味して必要な項目を選別。その上で、
懐中電灯やロープ、粉ミルクなど最初の1日に必要な「1次持ち出し品」と、レトルトラーメンや
切り餅などの食料、タオルや雨具に卓上コンロなどの生活用品まで、救援物資が届くまでの3日間
程度に必要になる「2次持ち出し品」にわけて整理した。リストは、センターを訪れた人に配布
したり、ホームページでも公開しており、「数百万枚が普及したのでは」(同センター)という。
ところが作成から時間がたち、阪神大震災当時とは社会状況も変化し、「いつか見直さなくては
いけないと思っていました」と同センター企画ディレクターの平林英二さんは話す。そこへ昨年、
東日本大震災が起きた。「防災減災の取り組みは何だったのか、と痛感した。これまでやってきた
ことを点検するという意味でも、リストを見直すことになりました」
(>>2-に続く)
▽産経ニュース
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