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厚生労働省は15日までに、美容整形や脱毛、脂肪吸引などを行う医療機関を対象に、ホームページ(HP)での
宣伝を規制する指針を、平成24年度中に策定することを決めた。限られた成功例を強調する施術前後の写真や
患者の体験談は、掲載を禁じる方針だ。
医療機関の広告は医療法で厳しく制限され、雑誌広告などは現状でもこうした表現が禁止されているが、HPは対象外。
美容クリニックなどのHPを見て訪れた患者が高額な費用を請求されたり、施術結果が不本意だったりといった
トラブルが増え、厚労省はルールが必要と判断した。
優れた医療機関と誤認させる「ナンバーワン」「芸能プロと提携」などの文言や、「キャンペーン中で今だけ90%オフ」
のような費用の安さを過度に強調する表現も禁止する方向だ。
指針では、術後の痛みや副作用、必ずしも期待通りの効果がない場合があることなど、リスクも知らせるよう求める。
ソース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)