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元航空幕僚長の田母神俊雄氏が第1回の最優秀賞に選ばれて騒然となった「真の近現代史観」懸賞論文。
第4回の選考では札幌医科大の高田純教授(57)による論文「福島は広島にもチェルノブイリにもならなかった~
東日本現地調査から見えた真実と福島復興の道筋」が最優秀賞(賞金300万円)となった。
理系論文での異例の受賞で、現地調査を積み重ねた上での大胆な結論は世間に衝撃を与えそうだ。
約800人が詰めかけた出版記念パーティーで、高田教授は「今回の受賞の意味は2つあると思う。
ひとつは、福島県民は今回の原発事故による低線量の放射線によっては1人として健康被害を受けないという真実を
国内外に広く知らしめることになるということ。
第2点は、原発の20キロ圏内が(警戒区域に指定されていて)人が戻れない状態になっているが、
この圏内の復興に大きく結びつくことになる」と切り出した。なにしろ今回の事故では過酷な環境におかれた原発の作業員ですら、
放射線で死亡したり入院している人はいない。そうした中でわずかな放射線を必要以上にこわがることは、
福島の復興をさまたげることに直結する。事実を冷静に見たい。
広島大で研究生活を送った経験のある高田教授は、広島の原爆投下後に降った「黒い雨」による被害状況について
「池の魚が、雨に含まれていた強烈な放射能によって多数死んだ。また黒い雨にぬれた牧草を食べた牛が下痢をし、
雨にぬれた子供たちの頭ははげた」と紹介。いずれも一度に大量の放射線を浴びたことによる障害だが、、福島ではどうだったのか。
高田教授は原発周辺に取り残されていた動物に着目し「4月上旬に現地調査で第1原発の門まで行ったが、
周辺でも魚が死んでいるわけでもなく、渇きで死んだ牛はいたが、多くの牛は元気で生きていた。
牛の状態を見ると、はげた牛はいない。見た瞬間に、広島の黒い雨と、福島の放射線はぜんぜん(レベルが)違うものだとわかった」と解説した。
一方で、「チェルノブイリでは1万6千頭の牛や豚をトラックに乗せて避難させたが、
菅直人さんは20キロ圏内の牛を避難させず放置した」と菅前首相の不作為を非難した。
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