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14日に投票が行われた台湾の総統選挙は、国民党の現職、馬英九総統が勝利を宣言し、
最大野党・民進党の蔡英文主席が敗北を認め、馬総統が再選を決めました。
台湾の総統選挙は、国民党の現職、馬英九総統、最大野党・民進党の蔡英文主席ら、3人の候補が立候補し、
事実上、馬英九候補と蔡英文候補の争いとなりました。開票作業が続いていて、
台湾の中央選挙委員会の発表によりますと、日本時間の14日午後10時現在、
馬英九候補が688万1307票、得票率で51.58%、
蔡英文候補が608万8958票、得票率で45.64%となっています。
馬英九候補は、日本時間の14日午後9時すぎ、台北市内の国民党の本部で、支持者を前に
「われわれは勝った。さらに4年の任期を与えてもらい感謝している。
必要な改革を推進し、皆の期待を裏切らないようにする」と述べ、勝利を宣言しました。
一方、蔡英文候補は、日本時間の14日午後9時半すぎ、記者会見を行い、
「落選を認める。努力が足りなかった」と述べ、敗北を認め、馬総統が再選を決めました。
蔡英文候補は、責任を取って、民進党の主席を辞任する意向も示しました。
選挙戦で、馬英九候補は、中国との関係改善によって台湾経済が活性化したと、
1期目の実績を強調したのに対し、蔡英文氏は、馬英九政権の下で貧富の格差が
広がったと批判して、政権交代を訴え、激しく争ってきました。馬英九候補が2期目に入れば、
経済面を中心に中国と台湾の結びつきはさらに強まるものとみられ、
今後は、中国との対話が政治の分野にまで広がるのかどうかが焦点となります。
1月14日 22時29分
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