12/01/14 22:01:30.34 hbIm58hW0
>>694のつづき
戦無世代もまた、戦後世代と同じく最新の調査で「尊敬」が過去最高を記録している。
天皇への国民感情のあり方に対する、戦争および皇民化教育体験、戦後民主主義教育体験の影響は、
天皇個人の人格・業績についての評価とは別に、「尊敬」「好感」の多寡として現れている可能性があるが、
肯定的か否定的かという評価自体はそれぞれの有無に左右されるものではないことが理解出来る。
★★★結び★★★
調査時期が徳仁皇太子の成婚直後だった'93年(6/28,29)の結果に一定程度の補正を加えれば、
日本国民の一貫した「親天皇化」傾向は明白である。
近年指摘される若年層の保守化・右傾化、また長期的傾向としての少子高齢化を考え合わせると、
「世継ぎ」問題の決定的出来が無い限り、皇室制度の盤石化は着々と進んでゆくものと見られる。
参考文献:現代日本人の意識構造 [第六版] (日本放送出版協会、2004)
URLリンク(www.nhk.or.jp)