12/01/13 06:11:54.16 0
広島刑務所(広島市中区)から中国籍受刑者の李国林容疑者(40)が脱走して一夜明けた12日、
刑務所周辺の住民は警戒を続けた。近隣の小中学生は前日に続き、集団や保護者に付き添われて
登下校した。生活への影響は呉市や福山市など市外にも広がっている。
◆近隣住民
普段は子どもたちでにぎわう刑務所近隣の吉島地区の公園は、人影がなかった。近くのクリーニング店で、
パート小林信江さん(52)は「昨日から人通りが減り、お客さんも少ない」と話す。コンビニエンスストアでは
2人で店に出るなど防犯対策を再点検していた。
◆学校など
広島市教委は、中、東、南、西の4区の小中学校計87校で12、13の両日、集団登校や一斉下校で対応する。
12日朝は西区の天満小でも集団登校し、教員や保護者が見守った。刑務所近くの3小学校の児童は保護者
同伴で登下校。約1キロ北の中島小では、教諭や警察官、住民が見守る中、児童は家路を急いだ。
4年女児(10)は「帰り道に友達と遊べなくて残念」。迎えに来た父親(38)は「送り迎えも毎日になると難しい」と話した。
幼稚園では欠席する園児が相次いだ。
◆市外
事件の余波は市外にも拡大。福山市では霞小の通学路で住民が見守った。呉市では、授業を打ち切り一斉
下校する学校も。同市中心部の和庄小では6時間目を取りやめ、児童を保護者に引き渡した。
◆交通機関
JR西日本広島支社は、李容疑者の顔写真を管内の各駅に配り、目撃したら警察に通報するよう注意喚起を続けた。
広島駅(南区)では、県警と協力して巡回を強化。広島空港(三原市)でも警戒を強めた。
ソース
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)