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日経新聞社説「理解に苦しむ」と自民を批判
石原伸晃幹事長は、民主党が消費税増税反対派を除名すれば協議に応じる考えを示
していたが、1月11日のNHK番組では「民主党が言っていたこととやったことが違ったこ
とを首相が謝罪」すれば、「いくらでも(増税を)協議していくべきだと思っている」
と述べた。ハードルを下げてきたとの受け止め方もある。
「消費税増税には賛成だが、民主党が提起する増税協議には応じられない」とする
自民党に対しては、冷たい視線を向けるマスコミ、識者も少なくない。
1月12日付の日本経済新聞朝刊の社説では、09年衆院選時の民主党の主張を理由にし
て協議に応じない自民党の姿勢について「理解に苦しむ」として、「選挙の前にまず国
会で果たすべき責任がある」と批判している。
また、12日付朝刊の産経新聞コラムでは、ジャーナリストの櫻井よしこさんが、自
民党執行部の「協議入りしない」対応について「政党の責任放棄に等しい」と断じてい
る。3月総選挙にこだわるならば「大義なき政局の争いとして、谷垣自民党が非難され
るだろう」とも指摘している。
他の野党では、公明党が自民執行部と同様の主張をし、協議入りに応じられない考
えを示している。一方、たちあがれ日本は協議入りを表明し、消費税増税に一定の理解
を示している。社民党は、協議入りした上で反対する考えだ。
内閣改造が転機になるのか
谷垣総裁らが批判する「09年衆院選時の主張との整合性」について、民主党内では
どう受け止められているのか。
「増税するのは2014年からで、『任期中(最長13年夏まで)には上げない』との主
張と齟齬はない」といった声や、「当時党代表だった鳩山由紀夫氏らがそう主張した
が、マニフェストに明記していたわけではない」といった逃げ口上もささやかれている。
(続く)