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・インターネット上の会員制交流サイト「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」や
無料ゲームなどの非出会い系サイトを利用した18歳未満の少女が、サイトを通じて
知り合った男から、自分の裸の画像をメールで送るよう指示されるなどの性犯罪が昨年、
県内で7件発生した。一方、出会い系サイトに関係した性犯罪被害は皆無。県警は
表面化していないケースもあり、今後も非出会い系に絡む犯罪が増えると見て注意を
呼びかけている。
県警少年課によると、非出会い系サイトに絡んで少女が性犯罪に巻き込まれた件数は
2009年度が8件、10年が15件と推移し、11年は半減した。一方、出会い系サイト絡みは
09年が5件だったが、10年以降は1件もない。
大分中央署は昨年1月、交流サイトで知り合った県内の女子高生に自ら撮影させた姿の
画像をインターネット上に公開したとして、富山県のアルバイト店員の男(当時29歳)を
児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノの提供)容疑で逮捕した。
また、昨年5月、強制わいせつ罪などに問われ、有罪判決を受けた元自衛官の男(当時23歳)は、
携帯電話のゲームサイトで知り合った県内の女子中学生に裸の写真を21回にわたってメールで
送らせていた。男は女子中学生に画像を送らせると、「(もっと)送らないと、学校に行けないように
画像ばらまくよ」と脅していたという。
出会い系サイトに絡む被害が減る一方、非出会い系サイトの被害が増えているのは
全国的な傾向という。
県警は児童、生徒に注意を促すため、警察官が小中学校、高校を訪問。〈1〉サイトにむやみに
個人情報を掲載しない〈2〉サイトで知り合った人には1人で会わない―ことなどを指導している。
こうした講習は昨年、343回実施した。
同課は「SNSは無料で登録でき、顔が見えない安心感から気軽に利用し、メールアドレスや
電話番号を教えてしまう傾向がある。表面化した事件は前年より減ったが、潜在的な被害もある。
正しい利用法を周りの大人が教え、注意深く見守ることが大切だ」としている。
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