12/01/11 13:41:53.00 2U/M0m340
数年前の仕事帰りの夜
反対側の踏み切り内のすぐ横でぼーっと突っ立ってるおっさんがいた
遮断機はとっくに降りていてカンカンサイレンは鳴っている
立っているそばには紙袋が2つ
暗がりだったので身なりはよく見えなかったが
雰囲気からしてホームレスとわかった
あ、やばい飛び込むと思った瞬間に
危ないですよ!外に出て!と叫んでた
おっさんはか細い声ではいすいません…と言って踏み切りから出たが
ケータイで警察に電話しているあいだにどっかに行ってしまった
自殺するときってのはもう他人の言葉なんて耳に入らずに
一心不乱にやってしまうのかと思っていただけに
たったひとこと声かけただけで思いとどまったことが意外だった
全部ってわけじゃないだろうけど、まわりにいる人のちょっとした気遣いやことばで
自殺しないで済む人って案外たくさんいるのかもなと思ったわ