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首都圏の連続不審死事件で、男性３人への殺人罪などに問われた無職木嶋佳苗被告（３７）の
裁判員裁判初公判が１０日、さいたま地裁（大熊一之裁判長）で開かれた。検察側は、
木嶋被告が被害男性に「子供が欲しい。ホテルに連れていって」とメールを送っていたことを
明らかにし、肉体関係をちらつかせて経済的支援を迫っていたと指摘。木嶋被告は午前と午後の
審理で異例の“衣装チェンジ”をするなど注目ポイント満載の幕開けとなった。
まさかの“衣装チェンジ”に傍聴席も驚いた。
午前は、細かいチェック柄のＶネックのインナーに青いカーディガン姿。それが午後には、
白い丸首シャツに濃紺のニットジャケットを羽織って入廷してきた。ベージュのスカートは
そのままだったが、厚めの唇はリップグロスを塗ってきたように光ってみえた。
逮捕直前まで自身のセレブ生活を紹介してきたブログでも、輝く唇の写真を載せており、
リップグロスは木嶋被告の“勝負アイテム”。法廷での衣替えは「特別な理由がない限り
極めて珍しいケース」（法曹関係者）で、裁判員裁判のため、まずは６人の裁判員を“自慢”の
ビジュアルで攻め、印象を良くしようとした可能性がありそうだ。
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