12/01/10 20:29:45.11 0
>>2の続き
そこでチェルノブイリ事故の放射能対策に関わり、福島も視察したロシア科学アカデミーのミハイル・ロバノフ氏がコメントを寄せている。
同氏は事故後の福島にも滞在した。[4]
以下抜粋する。
「チェルノブイリの損害のほとんどが、1986年5月に、汚染された地域で生成された、
放射性ヨウ素を含んだミルクを飲んだ子どもの高い甲状腺癌発生率に帰着しました」
「福島では、 子どもが2011年 3月から4月にかけて、放射性物質を含むミルクを飲まなかったことにより、
この種の放射線被ばくは非常に小さかったといえます。
このため、近い将来あるいは、遠い将来、どんな甲状腺疾患の増加も予想できません」
「チェルノブイリ周辺の放射性セシウムに晒された地域の居住者の長期被ばくがどのような影響を与えたかについて、
25年間にわたる細心の医学的経過観察および科学研究は、ブリャンスク地域の人口における特別の疾患の増加を示しませんでした」
こうした各種の専門家による情報を見ると、チェルノブイリでは低線量被曝による健康被害が大規模に発生していないという事実が分かる。
これは福島に、とてもよいニュースだ。(なぜか日本のメディアは伝えていない。資料読み込みと勉強の不足だろう)
そして、チェルノブイリで行われたように放射線量の監視、さらには高線量地域の除染によって、少ないリスクをさらに減らすことができる。
(>>4に続く)