12/01/09 18:22:49.30 0
>>1の続き
■ロシア専門家「チェルノブイリ付近で特別の疾患の増加は観察されていない」
チェルノブイリ事故についてIEA(国際エネルギー機関)など8国際機関とロシア、ベラルーシ、ウクライナ3カ国の報告書(2006年)[2]、
ならびに国連科学委員会放射線部会の報告書(2008年)[3]のポイントは以下の通りだ。
▼急性被曝による死者は50人以下。
▼甲状腺疾がんの発症者は被災地居住者約500万人のうち4000人程度。そのうち死者は0.2%程度。
発症率は他地域比で10倍と推定され、15歳以下の児童が多い。原因は事故直後に汚染された食物、特にミルクや乳製品によるものだ。
▼同地域はソ連邦崩壊の社会混乱にも直面し、寿命の短縮などの健康被害があった。
それもあって放射線による健康被害の全体像は明確ではない。
ただし結論としては、「放射線医学の観点からみると、
ほとんどの人々が、将来の健康について概して明るい見通しを持てるだろう」(国連報告)という。
また内閣府は「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」で内外の専門家の知見を集めた。
ちなみに、この報告は低線量被曝に関することを学びたい人には参考になるので参照いただきたい。
(>>3に続く)