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北朝鮮の新指導者、金正恩氏が2009年4月の長距離弾道ミサイル発射の際、管制センターに
赴き発射に立ち会っていたことが分かった。ラヂオプレス(RP)が8日、朝鮮中央テレビの放送で
判明したと伝えた。
北朝鮮メディアは発射当時の報道で、金正日総書記がセンターで立ち会ったことは伝えていたが、
正恩氏には触れていなかった。正恩氏が公式登場したのは10年9月で、放送には、若さが指摘され
てきた正恩氏の指導経験の豊富さを強調する狙いがありそうだ。
RPによると、8日に朝鮮中央テレビが放送した正恩氏の軍関連活動を紹介する記録映画の中に、
正恩氏がミサイル発射を受け、センターの玄関前で関係者と笑顔で握手を交わす場面があった。
日本では当時、ミサイル防衛(MD)による迎撃も議論されたが、韓国・聯合ニュースによると、同テ
レビは正恩氏が「敵が(ミサイルを)迎撃すれば、戦争を決心していた」と話したことも紹介した。(共同)
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