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東京電力福島第1原発の事故以降、幼いわが子が被ばくする不安に耐えきれず、故郷を離れて移住する
母親たちが後を絶たない。宮崎県内に避難した母親らのネットワーク「うみがめのたまご」は昨年7月の
発足以来、参加者が100家族を超えた。その6割が父親を除いた母子避難だ。先が見えない原発事故の
影響で、家族のあり方を見直す人たちも少なくない。
◇放射能巡り溝
宮崎市内の2LDKアパート。埼玉県の女性(41)は放射線量の受け止め方を巡って夫と溝を埋められず、
昨年秋に離婚して6歳と3歳の息子2人と移住した。原発事故以来、子どもたちの体内被ばくを防ごうと
神経をすり減らし「もう向こうでは生活できない。せめて幼いこの子たちだけでも移住させたかった」と涙ぐむ。
横で飼い犬と遊んでいた長男は母親の涙に気付き「ママ、また放射能の話?」と不安げにじゃれついた。
健康や食の安全に神経質な方ではなかったが、原発事故を機に「国も東電も事故の深刻さを隠してばかり」と
何も信じられなくなった。子どもにはマスクを着けさせ極力室内で過ごさせた。飲料水はミネラルウオーターに
変え、風呂にも浄水器を付けた。夫は「そんなに心配しているのはお前だけ」と相手にしてくれず、自分の
生命保険を解約するなどして宮崎にやって来た。
まだ職も見つからず、生活は苦しい。だが「影響が分からない以上、原発から遠い場所で育てたい」という
思いは変わらない。
(>>2-10につづく)
▼毎日jp(毎日新聞) [2012年1月8日 13時51分]
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