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妻の姓名乗る「女姓婚」増加 “主夫”願望、男性の経済力低下
2012.1.7 14:45 (1/2ページ)
結婚して女性の姓を名乗るカップルがゆるやかに増えている。名付けて「女姓婚」。
男性の経済力の低下と“主夫”願望、女性の結婚後も姓を変えずに働きたいという両者の理由が背景にある。
社会学の研究者からは「格差社会や少子化を打開する妙薬となるのでは」と注目を集めている。(横山由紀子)
夫婦は同じ姓を名乗ることが民法で定められている。「女姓婚」は女性側の親との養子縁組を前提とする
従来の「婿(むこ)養子」とは異なり、婚姻届の夫婦の氏欄で「妻の氏」を選択するだけで実現する。
神戸市で仲人業を営み、著書『女姓婚のススメ』がある伊達蝶江子(ちえこ)さん(48)の相談所では
ここ1年ほどで10件を成婚させた。問い合わせ件数も増えているという。
厚生労働省によると、昭和50(1975)年に結婚した夫婦のうち女性の姓を選択したのは約1・2%。
平成12(2000)年は約3%、22(2010)年は約3・7と、ゆるやかながら増えている。
このデータには婿養子も含まれるが、伊達さんは「女性婚」という選択は確実に増えているという。
なぜ「女姓婚」なのか。メリットとして女性は旧姓のまま仕事が続けられ、
夫の家に嫁いでからの嫁姑問題が回避できる。男性は、女性を養うという義務感から解放され、
低所得でも結婚へのハードルが下がる。女性主導のため、いわゆる「草食系男子」でも結婚しやすいという。
伊達さんは「2008年のリーマンショックから、男性の経済力の落ち込みがますます厳しくなった。
男性が女性を養う“男のかい性”はもはや幻想になった」と分析する。
(続く)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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