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(>>1のつづき)
どんどん親密になっていった宮根とA子さんだが、彼には、このときすでに、現在の妻である
B子さん(40)という恋人の存在があった。
宮根は、1993年1月に元モデルの女性と結婚するも、2004年7月に離婚。当時、出版社に
勤めていたB子さんとは離婚前に知り合い、前妻と離婚後に交際に発展したという。
「確かに、当時は独身だったんですけど、A子さんにはもともと『ぼくには、結婚を約束した
恋人がいる』といっていたので、向こうも『ぼくとは結婚はできない』とは思っていたようです。
まぁ…、恋人がいるのにそういうことをしちゃうのが、ぼくの馬鹿野郎なところなんですが…」
その後、宮根は2006年8月にB子さんと結婚した。だが、A子さんとの関係は結婚後も
続いたという。とはいえ、新婚ということもあってか、以前よりもA子さんと頻繁に会うことは
なくなっていた。そんなときに、宮根の人生を大きく変えることになるA子さんからの
電話が鳴った。
「2007年の春ごろでした。ちょうど仕事が終わって夕方ぐらいに、ひさびさにA子さんから
電話があって…。単刀直入に『子供ができた』といわれました。もちろん、その瞬間、
『えっ?』とは思いました…。でも、それ以上に彼女も動揺していましたので、『とにかく
1回会って、落ちついて話をしよう』といって電話を切りました。
それで数日後、ホテルの喫茶室みたいなところで話をしたんです。A子さんの気持ちの
中には“中絶する”という選択肢はありませんでした。彼女には生死に関するつらい
過去があったんです。だから、命を絶つという発想は一切なかった。
そのとき、ぼくが一瞬でも悩まなかったかといったら、嘘になるとは思います。正直、
『困ったな…』とも思いました。だけど、尊い命が、すでに彼女のお腹の中にいると思ったら、
ぼくがそれを奪ってええんかって考えて…」(以上)