12/01/07 09:44:01.91 KRBZBXOQ0
>>714
その通りだ。
男系カルト主義者は、なぜ、もっと歴史を学問の水準で冷静に
見れないんだ?
男系カルトは、きちんとと記紀や中国の文献の原文を
読んでみたことさえないのだろう?
畿内王権は、出雲国譲りによって、天下を統一したことになってる。
その時の畿内の王は、先住(出雲とも言われる)の王の王女を妃とし、
その間に産まれた嫡男に2代目の倭王の地位を与えることを条件だった。
その時の畿内の王こそが、本来ならば、初代天皇としてカウントしないと
いけない人物だろう?
でも、記紀、とくに日本書紀では神代として、人代と区別し
それから数代たった後に起こった神武東征の時のイワレ彦という人物を
初代天皇とカウントした。でも、これは、おかしい話だ。
その後、欠史八代として、記述が少なくなり、
さらに九代の地のミマキイリ彦・崇神と大叔母モモソ媛命つまり最有力説の
卑弥呼の話へ飛んでしまう。
これが現実だ。
ちなみに、その時の初代倭王とされるのが、『日本書紀』のニギハヤヒ・
天照国照彦であり、諱を火明(ほあかり)とよぶ。
出雲国譲りを実現させて、天と地の両方の支配者に
なったので天照国照彦と呼ばれた。
本来ならば、この人物こそが初代天皇とされるべき人物なのにだ。
しかし日本書紀では、ここ神話とし彼の活躍をぼかしてるよ。
一方、彼の弟にはニニギというものがおり
出雲国譲りのあと、九州高千穂へ降臨なんだな。
このニニギの曾孫が、ワカミケヌと言い、後のイワレ彦・神武天皇
のことだ。
男系カルトは、歴史学の初歩も知らないから、どうにも話にならない。