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福島県産のシイタケの原木から国が定めた指標値を超える放射性セシウムが検出されたと6日、県が発表しました。
一部の原木の配布先が分かっておらず、県などが回収を呼びかけています。
県の発表によりますと、放射性セシウムが検出されたのは、県森林組合連合会が福島県の業者から購入し、
去年3月25日から5月6日までに販売した福島県会津若松産と喜多方産のシイタケの原木およそ2万本です。
県森林組合連合会は、まだ販売していない原木30本をシートをかけて管理しています。
去年12月、連合会が原木6本を自主検査したところ、国が定めた原木の当面の指標値が1キログラムあたり
150ベクレルなのに対し、喜多方産は1.8倍の270ベクレル、会津若松産は4.8倍の720ベクレルでした。
販売先は、シイタケ生産者など6人と、立山山麓森林組合、県農林水産公社で、ほとんどは
販売や配布先の確認が取れていますが、県農林水産公社の30本分の配布先が分かっていません。
分かっていないのは、去年5月22日に射水市の県民福祉公園新港の森で開催された、
シイタケの原木に菌を打ち込む体験教室で使われたものです。
県は持ち帰った人に申し出るよう呼び掛けている他、生産者などにも
処理方法や賠償などが決まるまで区分して管理するよう伝えています。
また県は、県内のシイタケ生産農家29戸に対し、原木の仕入先や
購入時期などについて聞き取り調査を始めました。
県は、確認が取れていない原木を受け取った方を探しています。
問い合わせ先は県森林政策課で、7日からの3連休も対応します。
また、この原木からシイタケが収穫できるのは今年の秋以降で、現時点で市場に出回ることはないとしています。
2012 年 01 月 06 日 17:40 現在
URLリンク(www2.knb.ne.jp)