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<消費税増税に国民は賛成するか?>
〈「国民の生活が第一」という民主党政権の原点を野田政権が忘却のかなたに追いやるなら、
国民サイドから動きが起きてくると思います。正月早々消費税増税の路線を明確にした場合、
国民は“よかった”と言うだろうか。政権運営は極めて難しくなる。その場合、あらゆる選択肢があります。
せっかく政権交代したのに、このままではオシマイ、全員アウト。そういう状況になった時は、
民主党内も野田政権ではダメだ、となるんじゃないか〉
小沢氏はそう言ったうえで、付け加えた。
〈世界が混乱する中で、日本の政治もカオスになる状況だけは絶対に避けなければいけない。
僕は、民主党が潰れても、自民党なり他の政党が安定した政権をつくってくれるのであれば、心配はしない。
しかし、そうならないのなら、この年だけれど、もうひと働きしなきゃいけない。このまま日本がカオスになり、
泥沼に落ち込むのを黙って見ているわけにはいかない。過半数をとって安定する政権、体制を考えなければいけないと思う〉
安定政権とは衆参で過半数を得ている政権を指す。小沢はそれを目指すという。つまり、政界再編だ。
小沢は民主党の惨敗、自民党のメルトダウンを見越している。その前後に、政界再編の流れが出てくる。その時のリーダーは誰なのか。
〈きちんと自分の政治理念を掲げ、自分の責任でそれを訴え、自ら決断、実行していくリーダーです。
ただし、その理念には高い見識と志が不可欠。ただ、郵政改革だけすればいい、といった次元ではない。
日本をつくり替える理念です。今は平時ではない。真のリーダーが必要なのだが、なかなかいないですね〉
自身が先頭に立つ覚悟を固めているのは間違いない。裁判は1月に小沢自身への質問が行われる。
「春に晴れて無罪になったら動く?」と聞いたらこう言った。
〈世界も日本も僕の裁判とは関係なく進んでいく〉
大政局は春まで待たずに動き出す