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★民主・山岡氏サイテ～新年から“失言”大連発
山岡賢次国家公安委員長が新年早々、失言を連発している。内閣府職員への５日の年
頭訓示式で欧州債務危機に触れ、「ユーロは破綻するんじゃないかと内心思っている。
そうなると中国のバブルも破裂する可能性がある」と述べたのだ。
日本を含む関係諸国が必死に危機回避に取り組むなか、閣僚にあるまじき無責任な発
言。野田佳彦首相は問責可決された山岡氏の交代を否定するが、野党だけでなく諸外国
の反発も予想される。２４日召集予定の通常国会は、冒頭から空転しかねない。
山岡氏は別表のように問題言動を続けてきたが、この日は「金融・経済の大津波がや
ってくる」などと、東日本大震災で津波被害を受けた人々への配慮を欠いた比喩を３度
も繰り返した。
そのうえで、「大津波がやってくるときに何の備えが必要かといえば、政治の混乱が
一番良くない」と断言。「対処できる政治体制を与野党問わず整えていかなければいけ
ない。危機感を強く持っている」と、自らの存在が混乱を招いていることを無視して、
続投に意欲を示した。
最後は「今年も良い年でありますよう改めてお願い申し上げます」と、昨年の東日本
大震災や東京電力福島第１原発事故をすっかり忘れたかのようなあいさつで締めくくった。
一体、どこが適材適所なのか。
(続く)
■ソース(夕刊フジ)
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