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ICUの何某がチャラ男の上で腰を振っているとき、
西成のホームレスは朝もやの孤独の中で凍え死にゆく。
武蔵境の何某がレオパレスでほほえみながら道鏡と舌を絡ませているとき、
ワーキングプアの青年はネットカフェで眠れない夜を過ごす。
この地球ではいつも貧富の差がある。
ぼくたちは税金を納めるのだ 役所から宮内庁へと
そうしていわば交替で皇室を守っている。
眠る前に耳をすますと、どこかで何某のあえぎ声が聞こえる。
それはあなたの納めた税金を、皇族がしっかりと受けとめた証拠なのだ。