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注目エコノミスト「2012年は1ドル=50円時代が到来する」
NEWSポストセブン 2012年1月4日(水)16時00分配信
2011年、EU(欧州連合)崩壊の危機、アメリカのデフォルト危機などで通貨問題は大きく揺れた。
2012年、ドルの行方はどうなるのか。今、最も注目されているエコノミスト浜矩子氏が予測する。
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筆者はドル高修正の流れはいよいよ最終局面を迎えると予測する。
財政恐慌の危機はギリシャという周辺から始まり、次第にEUの中心へと向かっているが、
最終的には本丸アメリカへと向かう。
振り返れば、ドルと金の交換停止を宣言した1971年8月の「ニクソン・ショック」により、
事実上ドルは基軸通貨の地位から退位を余儀なくされ、
1985年9月のプラザ合意によってドル安が世界の合意となった。
こうしたドルの落日にとどめを刺したのが2008年9月のリーマン・ショックだった。
加えて近年、アメリカ自身が、ドルが基軸通貨たることを放棄し、ドル安を露骨に望んでいる。
それを物語るのが、オバマ大統領が10年初めの一般教書演説の中で
「向こう5年間で輸出を倍増させる」と宣言したことだ。
さらに2011年の一般教書演説では「今後、世界で誕生する雇用機会は全てアメリカで生まれ、
新たに起こるイノベーションは全てアメリカで起こるものでなければならない」と発言した。
あからさまに〝アメリカ良ければ全て良し〟と宣言したのである。
(続く)
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