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放射性セシウムが検出され廃棄見込みの福島県産のコメを、道内企業の技術を使って、
ガソリン代替燃料のバイオエタノールとして利用する計画が動きだした。
政府の除染施策を批判して自ら福島で除染に携わる児玉龍彦・東京大教授らが、
「福島再生のモデルに」と取り組み、2012年内に具体化に向けた実験に着手する。
バイオエタノール生産工場は福島県内に造り、廃棄用や風評被害で売れにくいコメを
有効活用しながら、雇用創出や耕作放棄による農地荒廃を防ぐ狙いだ。
<北海道新聞1月1日朝刊掲載>
(01/02 09:15)
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