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★消費増税、大平内閣が教訓 加藤紘一自民党元幹事長 消費税政局(1)インタビュー
―自民党、社民党、新党さきがけの3党連立政権だった村山内閣が消費税率を3%から5%に
引き上げる関連法案を決める際、自民党の政調会長でした。法案は1994年に成立しました。
「94年の9月22日に税制改正大綱を決めた朝も、社会党議員が首相官邸で朝から村山富市首相に最後の抵抗をしていた。
昼前に決着し与党の党首・首脳会談が開かれることになったので、僕は昼に予定していた講演はキャンセルした」
―実際に引き上げたのは97年4月でした。
「引き上げを正式に決める時は96年9月の衆院解散に重なり、反対論が再び起きてきた。
山崎拓政調会長がある日、こんな話をしてきた。山崎氏が衆院議員候補者の決起集会で『消費税率上げをやるべきだ』と言ったら、
その後に登壇した亀井静香組織広報本部長が『消費税率引き上げは絶対にやるべきではない。
あの山崎拓は大学時代に柔道ばっかりやって投げられて何度も頭を打って、頭がおかしくなっているんだ』と話した」
「ある日、橋本龍太郎首相が梶山静六官房長官とともに幹事長室に来て『幹事長、選挙の見通し、情勢はどうだね』と聞くから
『過半数ちょっとだけ超えられるのではないでしょうか』と言って、多額のお金をかけてやった党の世論調査の結果を伝えた」
「橋本さんは『それは良かった』と満面の笑みを見せたが、私が『消費税率引き上げを断行すると言ったら、
投票態度を変えるという人が10%います。数十議席減って過半数は取れません』と言ったら真っ青になった」(続く)
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)
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