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東日本大震災があった2011年の年の瀬、日本人の多くはショックも冷めやらぬ中で新年を祝う
準備を進めているが、福島第1原子力発電所の事故を受けて故郷から遠く離れた地での越年を
余儀なくされている避難民にとって、祝うものなど何もない。
都内の36階建ての国家公務員宿舎に入居した福島からの避難民1000人は、口々に、正月を
迎えても憂鬱(ゆううつ)になるばかりだと話す。
4月に入居した元教員のタカハシ・ユウジさん(68)は「明けましておめでとうなんていえない。
おめでとうじゃない」と話す。正月と言えば、福島第1原発から6キロの距離にある富岡町の
自宅に親戚一同が集まり、自家製の野菜で作ったおせちをつつきながら酒を酌み交わすのが
常だった。
「にぎやかで楽しかったんだけど、ことしはできない。ぜんぜん違う人生になっちゃった」
「こういう生活がいつまで続くのかわからない。これが一番ストレスがたまる。
帰れないなら帰れないって政府がはっきり言ってくれれば・・・覚悟はできているんだから」
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