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25日に放映されたNHKスペシャル「証言ドキュメント 永田町・権力の漂流」が大きな話題になっている。
ズバリ、民主党がダメになったのは菅直人前首相に原因があったことが浮き彫りになったからだ。
番組には小沢一郎元代表も登場。これまでの民主党政権を振り返った。
視聴者はハッキリ分かったのではないか? やっぱり、小沢じゃなきゃダメだと。
番組の中でも驚かされたのが、2009年9月の政権発足直後、すぐに菅が“裏切った”事実だ。
いきなり政権を任された民主党政権は前の自民党政権がつくった予算編成方針「骨太の方針」を破棄し、
新たな方針づくりを迫られていた。10月中旬の期限まで1カ月もない。国家戦略相の菅は焦りまくっていたという。
そこへ当時の財務省主計局長、勝栄二郎(現事務次官)が“悪魔のささやき”をする。
政権発足10日後、2009年9月25日のことだ。
「骨太の方針をつくる必要はない。衆院選のマニフェストに沿った形でA4の1枚を出してもらえれば、
年内予算編成をやり遂げます」勝がこう持ちかけると、菅は肩の荷が下りたようになって、その提案に飛びついたというのである。
断っておくが、マニフェストには政策の工程表は書かれているが、優先順位は書かれていない。
財源が限られているのに、何を優先するのか。それこそが政治主導の一丁目一番地なのに、
菅はあっという間に財務官僚の軍門に下ったのである。
その時の会合に同席していた津村啓介内閣府政務官は番組内で、当時を振り返り、こう言っていた。
「菅さん、1週間で主計局長のワナにはまっちゃったのかな、と」
何のことはない。政権発足直後に、民主党の政治主導は終わっていたのである。
もうひとつ驚いたのは、鳩山政権が退陣に追い込まれ、
代表選に出馬した菅が「小沢さんには少し静かにして欲しい」と脱小沢宣言をしたときのことだ。
当時の筆頭副幹事長で小沢側近の高嶋良充・前参院議員は脱小沢宣言は方便だと思っていたと言う。小沢もそう信じていたそうだ。
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