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「うめき声・失神、計算された撮影…巨大な『国家劇場』思わせる」
海外通信各社、北朝鮮の「号泣競争」報道
「北朝鮮メディアが今日、世界中に配信した金正日（キム・ジョンイル）総書記の葬儀の様子は、
最も超現実的で広く目撃されている『国家劇場』（state theater）の一部だろう。（中略）
哀悼している人々のほとんどは感情を抑えずに、あちこちで叫び声やうめき声を上げ、失神する様子は
国営放送のカメラにあらゆる角度から適切に（計算された上で）撮影された」
米国の時事週刊誌「タイム」は、28日に行われた金総書記の葬儀をこのように伝えた。さらに、同誌は
「北朝鮮の偉大なる号泣競争」という記事でも「金総書記の葬儀の日、北朝鮮の人々は誰もがそれまでに
経験したことがないほど泣くだろう。そして、世界中の大勢の人々がそれを見て『この人たちは気が触れて
しまったのか』と思うことだろう」と書いている。
北朝鮮の朝鮮中央テレビは同日、葬列が、錦繍山記念宮殿・金日成（キム・イルソン）広場の間と
平壌市内を一回りする様子を中継した。道路の両側に並んだ平壌住民たちの顔や手は、寒さのため真っ赤に
なっていた。傘を差したり帽子をかぶったりしている住民はほとんど見当たらず、降りしきる雪でほとんどの
市民の髪や服はぬれていた。
>>2に続く
ソース 朝鮮日報／朝鮮日報日本語版 2011年12月29日
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▲28日に北朝鮮・平壌で行われた金正日（キム・ジョンイル）総書記の葬儀で、錦繍山（クムスサン）記念宮殿を
出発した金総書記の霊きゅう車、護衛車、葬儀委員たちを乗せたベンツやフォルクスワーゲンといった外車が、
多数の市民の並ぶ平壌市内の大通りを行進した。写真＝共同通信・聯合ニュース
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