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民主党決壊!離党予備軍90人超 【政治・経済】
2011年12月28日 掲載 小沢Gに限らず党全体に拡大 <松木謙公らが「新党」立ち上げ>
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民主党の離党ラッシュが止まらない。八ツ場ダム建設再開に反対して離党表明した中島政希衆院議員
(比例北関東・当選1回)に続き、28日午前、9人の中堅・若手議員が離党届を提出した。
年末年始をはさんでさらに離党者が膨張するのは間違いない。いよいよ民主党の内部崩壊が始まった。
28日離党届を出したのは、いずれも衆院議員で内山晃(千葉7区・当選3回)と
豊田潤多郎(比例近畿・2回)、渡辺浩一郎(比例東京・2回)。他に、石田三示(比例南関東)、
小林正枝(比例東海)、斎藤恭紀(宮城2区)、中後淳(比例南関東)、三輪信昭(比例東海)、
渡辺義彦(比例近畿)の1回生議員たちだ。
民主党を除名になり現在は無所属の松木謙公(北海道12区・3回)と新党を立ち上げる見通しだ。
「離党者は十数人まで膨れ上がりそうです。彼らは、野田政権が09年の政権交代で
国民と約束したマニフェストをことごとく破り、マニフェストになかったTPPや消費税に猛進することに、
もう我慢ならない、と本気で怒っている。ずいぶん前から、小沢グループの1年生は、
松木さんに対し『新党をつくって下さい』という相談をしていた。小沢さんは『もう少し待て』
とブレーキをかけてきたが、八ツ場ダムの建設中止という目玉公約を投げ捨てたことで、
離党の動きに拍車がかかり、抑えが利かなくなった」(関係者)
雪崩を打ったような離党騒ぎだが、見過ごせないのは、
小沢一郎元代表が号令を掛けているわけではないことだ。
24日に離党届を出した中島は小沢グループではなく、松木たちの新党には合流しないとみられ、
中間派の1年生も水面下で「民主党ではもうダメだ」とサジを投げている。
(続く)
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