11/12/26 19:43:20.07 0
仕事はキツイし休みもない。会社の経営は不安定で、いつ倒産するかリストラされるか分からない。
こんなとき「公務員はいいなあ。給料そこそこもらえて仕事が楽で、安定していて…」と思ったことはないだろうか。
2011年12月3日、ネット掲示板の2ちゃんねるに「ブラック企業から公務員に転職したけど質問ある?」
というスレッドが立ち、ネットユーザーの質問に経験者が答えている。信憑性は明らかでないが、
経験者でなければ知り得ない情報があるようにも読める。
スレッド主は現在33歳、東日本のとある政令指定市の土木職に勤めている。「偏差値45」の工業高校を卒業後、
アルバイトをしていた会社にそのまま就職した。「職場に女子高生がわんさかいた」とあり、ファストフード店と推測される。
バイト時代は優しかった先輩たちも、社員になってからは「オニ」に変わり、就業時間の9時~18時で終わったのは
社員研修のときだけ。それから毎日15時間労働、残業代も出ず、月の休みは2、3日だけだったという。
最も忙しかった頃には1週間、家に帰れないときもあった。休憩室で仮眠を取り、近くのマンガ喫茶でシャワーを浴びて毎日出勤。
何もしていないのに仕事中に鼻血が出て「さすがにこれはヤバイ・・・」と思ったそうだ。
副店長になったが、勤務時間が長い上に、売り上げがノルマに達しないとブロック会議で「つるし上げ」を食らう。立ち仕事なので疲労も大きい。
そんな生活を7年ほど働き続けたある日、「明らかに使えない」同僚が公務員試験に合格したのを見て、
自分にもできると考え退職。9時から17時までの勉強を毎日1年間続け、公務員試験に合格した。26歳のころだという。
公務員になってよかった点は、「勤務時間がほぼ半分になって、手取りが変わらないこと」
一方で、前職は個人の裁量が大きくて仕事に面白みがあったが、いまは組織の歯車という感じであり「つまらぬ」と言い切っている。
とはいえ、2日3日の徹夜続きは当たり前のだったブラック企業時代と比べれば、「改善点の方が圧倒的に大きい」。
若いうちはいいかもしれないが、年を取って現場を続けるのは無理だったと振り返る。
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