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裁判員裁判の情報 ネットに掲載
裁判員裁判で審理された性犯罪の被害者の女性や裁判員の候補者の個人情報が
インターネット上で閲覧できる状態になっていたことが分かりました。
担当の弁護士が閲覧の設定を間違えた可能性が高く、日弁連=日本弁護士連合会は、
ほかにも同じようなケースがないかどうか調査を始めました。
掲載されていたのは、インターネット上で様々な情報をやり取りする掲示板というサービスで、
ことし、東京地方裁判所で開かれた婦女暴行事件の裁判員裁判で、
被告の弁護を担当した弁護士2人が情報を交換するために利用していました。
この中には、被害者の女性の名前や携帯電話の番号のほか、
裁判所から呼び出し状が送られた裁判員の候補者の名前が書かれたリストも掲載されていました。
事件が性犯罪の場合、裁判員の候補者の中に関係者がいないかどうか把握するために
事前に裁判所から候補者の名簿が弁護士に示されますが、
裁判員の候補者の個人情報を公にすることは法律で禁じられています。
しかし、この掲示板は、大手検索サイトの会員であれば、自由に閲覧することができる設定になっていました。
これについて、弁護士が所属する法律事務所は、NHKの取材に対して
「担当者が閲覧を制限する設定を間違えたおそれがある。詳しい事実関係を調査している」と話しています。
この掲示板は、26日午後、削除され、現在は閲覧できなくなっていますが、
事態を重く見た日弁連が調査した結果、ほかの弁護士が開設した掲示板にも
個人情報が掲載されているケースが見つかったということです。
日弁連は、こうした掲示板についても削除を要請するとともに全国の弁護士会に向けて注意を呼びかけることにしています。
NHK 12月26日 18時22分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)