11/12/23 23:45:14.87 eipzdmm30
>>71
もちろん。飲酒運転の車に息子を轢き殺されても、まっさきに運転手の身の心配をするのが
アーミッシュ。
> 1992年、ランカスター郡北部で5歳の息子を交通事故で失ったアーミッシュの母親は、
> 加害者を即座に赦した。少年はスクーター(訳注:ハンドル付きの2輪の乗り物。足で
> 蹴って進む)で自宅と納屋の間の道路を横断中だった。ひどい重症を負った彼は、
> 結局、その日のうちに息を引き取っている。しかし、捜査官が車の運転手をパトカーに
> 乗せ、アルコールテストを受けさせているそのとき、スカートのすそを握りしめた
> 幼い娘を連れた母親が近づいてきて、警官に言った。
> 「この男の子のことをよろしくお願いします」
> 重症の息子のことだと思った警官は、こう答えた。
> 「救急隊員と医者が最善をつくします。その後は神様しだいでしょう」
> すると母親は、後部座席の容疑者を指差し
> 「運転手のことです。私たちは彼を赦します」と言った。
「アーミッシュの赦し」ドナルド・B・クレイビル他 青木玲訳 亜紀書房 P118-119