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◇長野県は庁内の暖房温度を下げ、節電に役立てようと、県内の伝統の防寒着「ねこ」を職員に販売し、
職場で着用を奨励する。袖無しの綿入れで、着ると「猫背になる」が、諸説ある名の由来の一つ。
◇主に木工職人が冬場の作業着として着用。ろくろを回す時など、袖がじゃまにならず、背中だけを温める。
1着5000円。県は収益の一部を3月に震度6強の地震に襲われた同県栄村の復興に充てる。
◇売り出すに当たり、阿部守一知事は商品を「省(しょう)エねこ」と命名。消費電力を減らし、
職員が「猫の手も借りたいほど」働けば、県の経費削減に役立つに違いニャーい。【仲村隆】
毎日新聞 12月23日(金)20時7分配信
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