11/12/24 08:58:51.19 qW5xXJ6l0
昨日職安に行ったら、年齢20代後半ぐらいの兄ちゃんが
母親と一緒に来ていた
体調でも悪いのだろうか、やつれ気味の母親は必死なようで
職安に響く大きな声でプラスチック製造工場の求人を
息子に受けるように促していた
コレなら出来るでしょ?プラスチックを切るぐらい出来るでしょ?
そんな画面をいつまで見ていても何も分からないんだから、今すぐ相談しなさい!!
息子は焦れていた。今一つ応募する勇気が持てないようだった。
いいから早く応募しなさい!お母さん時間が無いんだから!!
でも、コレ随分前の求人だからもう駄目だよ 息子は確かにそういった
そんな事相談してみないと分からないでしょ?いいから早く応募しなさい!!
それとも働く気が無いの?ずっと家にいるつもり?それが許されると思ってるの?
お母さんに何かあったらどうするの?もううちにはあなた以外に働ける人はいないのよ!?
俺はまるで自分の事のように胸が痛んだ。正直泣きそうになった。
その瞬間息子が席を立ち走って逃げた。母親は必死に息子の名を呼びながら追いかけていった。
俺も何処も応募せずに職安を後にした。