11/12/23 08:14:47.65 0 BE:411505643-PLT(12556)
政府は22日、政権交代後に中止を表明した八ツ場ダム(群馬県)の建設の再開を決め、
前田武志国土交通相が記者会見で、来年度予算案にダム本体工事費を計上することを表明した。
建設中止は民主党が2009年の衆院選でマニフェスト(政権公約)に掲げており、
前田氏は「公約通りの結果が得られなかったのは残念だが、苦渋の決断をした」と述べた。
前田氏は再開の理由として、国交省関東地方整備局が事業の必要性を検証して「継続が妥当」と
結論づけたことや、ダム下流に人口が集積する利根川水系の治水の重要性、
流域6都県の知事らの建設要望などを考慮したと説明した。
党内では前原誠司政調会長らが公約違反だとして再開に強く反対。前原氏は22日、
「計上すれば国交省全体の予算を承認しない」と強調した。
こうした反対派に配慮して前田氏は、見直し中の全国のダム事業が中止となった場合に
地元の生活再建を支える法案を作成し、次期通常国会への提出を目指すと表明。利根川水系の
治水対策を充実させるため、河川整備計画の早期策定にも取り組むと明言した。
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