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2年間にわたる八ツ場(やんば)ダムの工事中断により、増えた費用負担は少なくとも約33億円
にのぼる。
関東地方整備局によると、一連の騒動で八ツ場ダム建設の是非を再検証した結果、主に建設コスト
の見直しで、当初計画よりも約22億円を削減したという。しかし、2年あまりの中断で、この額を
大きく上回るコストも新たに発生した。
工事再開にはダム本体工事の入札からやり直さなければならず、完成予定は当初の平成27年度から
約3年間の延長が見込まれる。これにより、人件費と工事用道路の維持管理費など新たに約55億円が
必要という。
この結果、中断に伴う増額分は直接的な金額だけで約33億円。民主党の事業仕分けなどでいったん
3千万円に減額され、その後、23年度予算で復活した小惑星探査機「はやぶさ2」の開発費
(30億円)を上回った。
国交省では新たに有識者会議も設置され、21年12月以降、全国83のダム事業の必要性を検討。
委員9人の委員の報酬は総額約300万円にのぼった。
今回の再検証では、新たに地滑り対策が必要な場所も判明した。このため、代替地の安全対策などを
含め、工事中断による負担増以外に約150億円が多くかかる見込みという。
▽産経ニュース
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