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平均的な1日の食生活から摂取される放射性セシウムの量が、
福島県では東京都の約8倍とする調査結果を厚生労働省の研究班がまとめた。
ただ福島県で1年間食べ続けた場合の人体への被曝(ひばく)線量は
0.0193ミリシーベルトと推計され、食品の新基準をつくる際に設定している
年間の許容線量1ミリシーベルトを大幅に下回っている。
調査は国立医薬品食品衛生研究所が行った。2007年度の国民健康・栄養調査の
食品ごとの平均摂取量をふまえて今年9月と11月に福島県、宮城県、東京都で
流通している食品を購入して調理。原発事故の影響とみられる放射性ヨウ素と放射性セシウム、そして
自然から取り込まれる放射性カリウムの1日の摂取量を調べた。1年間食べ続けた場合の被曝線量も出した。
その結果、1日の食生活から摂取される放射性セシウムは
東京都では0.45ベクレル、福島県で3.39ベクレル、宮城県は3.11ベクレルだった。
1年間の被曝線量は東京都で0.0026ミリシーベルト、
福島県0.0193ミリシーベルト、宮城県は0.0178ミリシーベルトとなった。
自然から取り込まれる放射性カリウムは東京都78.92ベクレル、福島県83.77ベクレル、
宮城県92.04ベクレル。放射性ヨウ素は3都県とも約0.1ベクレルでほぼ同じだった。(沢伸也)
2011年12月22日15時0分
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