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旧清水市(静岡市清水区)で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求審で
静岡地裁が実施したDNA型鑑定のうち、弁護側推薦の鑑定人の鑑定結果で、犯行着衣とされた衣類に残る血痕から、
被害者のDNAが検出されなかったことが22日、袴田巌死刑囚(75)の弁護団への取材で分かった。
弁護団事務局長の小川秀世弁護士は「再審開始に弾みがつく良い結果だった」としている。
鑑定の対象は、確定判決で犯行着衣と認定された「5点の衣類」
(白色ステテコ、白色半袖シャツ、ねずみ色スポーツシャツ、鉄紺色ズボン、緑色パンツ)と、被害者4人の着衣6点の計11点。
それぞれに付着したDNAの型などについて鑑定人2人が8月末から調べ22日にそれぞれ地裁に鑑定書を提出した。
小川弁護士によると、弁護側が推薦した鑑定人が実施した鑑定では、被害者のDNA型は5点の衣類から検出されなかったという。
一方、検察側が推薦した鑑定人の鑑定書では、5点の衣類のうち、白色半袖シャツと緑色パンツの血痕についてDNA型判定が可能だったとし、
緑色パンツに付着した血液のDNAと被害者3人の衣類から検出されたDNAの型が「一致した可能性を排除できない」と指摘している。
弁護団は22日午後、東京都内で鑑定書の内容について記者会見する。(>>2以降に続く)
静岡新聞 12/22 14:32
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