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★素人、無責任…北以上に恐ろしい日本の無防備 12月22日
・「情報機関は何をやっていたんだ!」。北朝鮮の金正日総書記の死亡情報をつかめなかった
失態に対して、韓国内で非難の声が高まっている。
▼北朝鮮当局の発表の当日、大統領府では、李明博大統領の70歳の誕生パーティーが
開かれていた。前日の日韓首脳会談では、野田佳彦首相を慰安婦問題でやりこめ、ご機嫌
だったという。それだけにニュースを知った後の怒りも、大きかったはずだ。
▼北朝鮮の情報収集、分析を担当する国家情報院の前身は、1961年にクーデターに
成功した朴正煕大統領が設立した、中央情報部(KCIA)だ。韓国内だけでなく、スパイ天国と
いわれた日本を舞台に、北朝鮮の工作員と火花を散らした。
▼73年には、当時韓国の野党指導者だった金大中氏の拉致事件も起こしている。その後、
名称と本拠地が変わり、人員と予算が削られた。政府の対北融和政策もあって、以前から
弱体化が指摘されていた。
▼情報機関といえば、映画007シリーズでおなじみの英対外情報部(MI6)が5年前、
多様な人材を集めようと、100年の歴史で初めて新聞の求人広告を出し、話題になった。
各国政府とも危機管理政策を、時代の変化に合わせようと四苦八苦している。
もっとも日本には、専門の対外情報機関そのものが存在しない。
▼朝鮮半島有事の際、拉致被害者をどのように救出するのか。自民党政権時代に
続いていた研究も、政権交代で途絶えた。金総書記死去を受けた安全保障会議に、
山岡賢次国家公安委員長は遅刻した。「連絡がなかった」と官僚のせいにする人物が、
「素人」の一川保夫防衛相と、不測の事態に対処する。北朝鮮の脅威以上に、
日本の無防備さが恐ろしい。
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