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★慰安婦問題に垣間見える民主外交の敗北
日韓首脳会談で、李明博大統領が慰安婦問題について「優先的に解決すべきだ」とい
った発言があった。その直前、ソウルの日本大使館前に「慰安婦の碑」が建てられた。
今回は、この問題を取り上げたい。
いわゆる「従軍慰安婦の強制連行」という話は、元軍人の吉田清治氏の証言を、19
91年に朝日新聞が取り上げて、日韓間の問題となった。その後、現代史家の秦郁彦教
授が済州島に行って、一連の証言がでっち上げであると確認。今や、強制連行について
は客観的証拠や資料は一切なく、吉田氏は詐話師とみられている。
そもそも、両国の請求権問題は、1965年の日韓基本条約で「完全かつ最終的に」
解決されている。どうして、四十数年もたって、また蒸し返されているのか。
背景には、民主党政権の外交的敗北がある。
菅直人政権当時、仙谷由人官房長官の主導で、日韓併合100年に合わせた首相謝罪
談話を発表し、朝鮮半島由来の図書「朝鮮王室儀軌」を韓国に引き渡した。国家間の問
題は、条約をもって解決するのが国際社会の知恵であるが、民主党政権はそうした外交
認識がなく、浮薄な善意で対応したのだ。
善意は見事に裏切られ、韓国は歴史問題の要求をさらに強めたのだ。前原誠司政調会
長が今年10月の訪韓時に、慰安婦問題について「人道的観点から考える余地はない
か、お互いに議論したい」と述べたことも、韓国側を助長させたようだ。
(続く)
■ソース(夕刊フジ)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)