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神戸地裁尼崎支部で8月、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた
男性被告(42)の公判で、証人出廷した兵庫県警地域指導課の男性巡査部長(47)が、
無断で自身の証言をICレコーダーで録音していたことが19日、県警への取材で分かった。
県警によると、刑事訴訟規則では裁判所の許可なく、法廷で録音、撮影することは
禁止されている。巡査部長は「自分の証言内容をすべて記憶できないので、
上司に報告するため録音した。禁止とは知らなかった」と話しているという。
被告は5月2日、尼崎市内の路上で巡査部長らの職務質問を受け、
尿検査で覚せい剤反応が出たため、同法違反容疑で緊急逮捕、
同月23日に起訴された。公判では無罪を主張しているという。
巡査部長は8月26日の公判に出廷。逮捕時の状況を証言する際、
シャツの胸ポケットからICレコーダーの一部がのぞいているのを、
被告の弁護人に指摘されたという。裁判官の指示でレコーダーを検察官に渡し、
録音分は消去されたという。巡査部長は9月30日の公判で裁判官に謝罪した。
県警地域指導課の中村克則次席は不適切な行為だったとした上で、
「巡査部長の認識不足だった。あらためて厳しく指導した」とコメントした。
(2011/12/19 23:13)
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