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新潮が復興景気に沸く東北・仙台のネオン街ルポをやっているが、なかなかおもしろい。
被災現場の復興は遅々として進まないが、国分町の復興は早かったと皮肉りながら、クラブのママにこう語らせている。
「ゴールデンウイーク辺りから、他県から来た人たちが飲みに来るようになったんです。
瓦礫の撤去の人とか仮設住宅を作るためにやってきた建築業者や、地震保険の審査をする人達もいっぱい来ました」
一晩で60万円もキャバクラで使う土地持ち。ホステスの奪い合い。食べ物屋もキャバクラも満員御礼。
ソープ嬢は1日5、6人も客を取る。デリヘル嬢は市内に空いているホテルがないことを嘆く。
百貨店は前年度比300%増、100万円のロレックス腕時計が1日5本売れることもあるという。
本格的な復興を前にこの騒ぎである。
しかし、津波の被害を受けた沿岸部に目を転じれば、瓦礫がうずたかく積み上げられた荒涼たる光景が拡がっていると新潮は書く。
予想されたように、巨額な復興資金はゼネコンが吸収して、ほとんどの地元民には行き渡らない。その予兆をこのルポは見事に教えてくれている。
URLリンク(www.j-cast.com)
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「仙台復興」に咲いた懐かしき「バブルの華」
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