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・大阪市の新市長に前大阪府知事の橋下徹氏(42)が就任し、19日午前、初登庁した。
知事経験者が政令市長に就くのは全国初。就任記者会見では「大阪から統治機構を
変えていく」と「大阪都構想」実現への決意を語った。庁内外から公募する24行政区長の
募集要項や、府と市の二重行政解消を目指す「府市統合本部」の陣容も公表するなど、
初日から改革姿勢を鮮明にした。午後には上京して21日まで各党幹部らと会談を重ね、
「大阪都構想」への理解を求める。
市役所に到着した橋下市長は、正面玄関で職員ら約700人の出迎えを受け、5階の市長室へ。
就任記者会見では「今の日本は統治機構を変えないと無理。まずは大阪から変えていく」と述べ、
大阪都実現により国の制度を変える意欲を示した。全国最多の受給者がいる生活保護制度でも
「国の生活保護行政は無策。仕組みを改める」と国との対決姿勢を前面にした。
橋下市長が市政改革の目玉施策に位置づける公募区長ポストは、市長に次ぐ一般職トップに
格上げ。庁内からの応募要件は「課長級以上」とし、年功序列人事の撤廃を進める。年収は
市外部から就任する場合は1400万円程度、内部の場合は1200万円程度とし、ボーナスは
業績に応じて支給額を決める。住吉、淀川の両区長は市政改革の司令塔となる市政改革室の
部長を兼務させ、新たな区役所の組織や人員体制の検討に着手。将来的な区長公選制を見据え、
区長に与える予算配分や区内施策などの権限を強化する一方、成果が伴わない場合は、
罷免の対象とする。
府市統合本部の事務方トップには、19日付で新設の「大都市制度改革監」に就任した
京極務氏を起用。市役所内には改革プロジェクトチームを設置し、行政の無駄を洗い出す。
一方、平松前市長を支えてきた側近幹部6人は総務局付とし、人事刷新を内外に示した。
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